二十四節気から感じる季節~小寒~

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皆さま、あけましておめでとうございます。
お正月は楽しく過ごせましたでしょうか。

2022年が始まって最初のブログになります。
今回のテーマは、その月の二十四節気をご紹介するシリーズです。
暦上では本日1月5日(水)から始まる「小寒」をご紹介しようと思います。

 


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寒さのピークが始まろうとしている

『小寒(しょうかん)』は、冬の二十四節気の一つです。
以前、同じ1月の二十四節気である「大寒(だいかん)」をご紹介したことがあります。

名前に使用されている『寒』は冬の寒さのことで、この漢字が名前につく「小寒」と「大寒」は、1年を通して最も寒さが厳しくなる季節を表しています。
寒の始まりの季節なので、小寒のことを「寒の入り(かんのいり)」と呼びます。

寒の季節には、日付により俗称や言い伝えなどが存在します。

■寒太郎(かんたろう)

寒太郎とは、寒の入りである小寒のことを擬人化した言葉として一部の地域で使われていました。
昔の日本では、その家の兄弟の出生順を名前で表す『輩行名(はいこうめい)』というものがあります。
例えば、長男は太郎、次男は次郎、続いて三郎、四郎・・・数字と「郎」を組み合わせた名前です。

そこから転じて「寒の季節の初日」を寒太郎と呼びます。
ちなみに童謡に「北風小僧の寒太郎」がありますが、こちらの歌ができるよりも前から使われていたそうです。

 

■寒四郎(かんしろう)

こちらは寒の季節の4日目を指します。
麦を育てる農家の言い伝えで「彼岸太郎八専次郎土用三郎寒四郎(ひがんたろうはっせんじろうどようさぶろうかんしろう)」という言葉があります。
これは「彼岸の一日目、八専の二日目(甲寅の日)、土用の三日目、寒の四日目」という意味です。
この日は麦の厄日といわれており、天候によって麦の収穫量に影響が出るといわれていました。

 

■寒九(かんく)

寒の季節の9日目を指します。
農家の言い伝えで『寒九の雨(かんくのあめ)』というものがあり、この日に雨が降ると豊作の兆しといわれていました。
また、この日に汲む水を「寒九の水(かんくのみず)」といい、「この日に汲んだ水は1年で1番澄んでおり、腐らない」という言い伝えがあります。
現在でも各地の酒造がお酒の仕込み水のために寒九の水汲みを行っています。

 

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開け!餅!

小寒の期間の行事の一つに1月11日の『鏡開き(かがみびらき)』があります。
「鏡開き」の「鏡」は正月の伝統飾りのお餅を重ねた「鏡餅」を指します。
昔、物を映す鏡はこの世とあの世の境界を司る神聖なものと考え、神事などに使用していました。
そこから鏡の形をかたどったものを神様の依り代としてお供えしました。

お供えが終わった鏡餅は捨てずに神様への感謝をこめて、無病息災などを願って食べます。
これが「鏡開き」です。
鏡餅はそのままでは大きく、また乾燥して硬いので小さくする必要があります。
しかし刃物は切腹を連想させるため、木槌を使って切らずに割ります。
また「切る」「割る」は縁起の悪い「忌み言葉」として避けられていたので、「割る」の代わりに「開く」という表現を使います。

 

正月が終わって仕事が始まる方も多いでしょう。
これから立春に向けて寒さが厳しくなります。
寒の水など寒さの恩恵はありますが、1年の始まりから体調を崩したくはありませんよね。
なるべく温かくして、来る春までの寒さを乗り越えていきましょう。

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