高齢者ほど気を付けたい。糖尿病のハナシ。

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年を重ねていくと少しずつ訪れる体の不調。
高齢者になると身体機能が低下するため、それに伴い様々な病気のリスクが高まります。
その中でも今回は『糖尿病』について触れていこうと思います。

年齢が上がるとともに高まる糖尿病のリスク

『糖尿病』とは、すい臓から分泌される「インスリン」というホルモンが十分に分泌されない、または効果が発揮できず、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。

厚生労働省では毎年「国民健康・栄養調査」を実施していますが、令和2年10月27日に公開された「令和元年11月」の最新の調査報告内容によると、「糖尿病が強く疑われる人」の割合は、令和元年時点で男性は「19.7%」、女性は「10.8%」存在していると記載されています。
※「糖尿病が強く疑われる人」というのは、ヘモグロビン「A1c」を測定しており、調査内の「身体状況調査票の問診」において「これまでに医療機関や健診で糖尿病といわれたことの有無」、「現在、糖尿病治療の有無」及び「現在の状況」が有効回答である人のうち、ヘモグロビン「A1c」(NGSP)値が6.5%以上。または「糖尿病治療の有無」に「有」と回答した人のことを指します。

この「糖尿病が強く疑われる人」を性・年齢階級別に見た時「70歳以上の人」は、男性は「1,013人」のうち、26.4%(401人)、女性は「1,399人」のうち、19.6%(480人)となり、他の年齢階級と比べても高いことがわかります。

『令和元年「国民健康・栄養調査」の結果』を加工して作成

糖尿病は広い世代で発症しますが、特に高齢者は加齢により身体機能の低下と同じく、すい臓の機能も低下し、糖尿病を引き起こしやすくなります。
また、運動により糖は筋肉に取り込まれますが、高齢者は運動量も筋肉量も低下しているため、血糖値が下がりにくい状態になります。

高齢者になってからの糖尿病

「糖尿病」は初期の段階は無症状であることがほとんどのため、無自覚のまま気づかずに悪化してしまうことが多い病気です。
糖尿病の具体的な症状としては「喉が渇く、水をよく飲む」「尿の回数が増える」「体重が減る」「疲れやすくなる」ことが挙げられますが、いずれも加齢に伴う症状だと勘違いしやすく、見逃してしまいがちです。

また、実際に糖尿病の治療を始めると内臓機能が低下しているため薬に伴う低血糖が起こりやすくなっていたり、自律神経や認知機能が低下しているため、低血糖の症状に気づかないこともあります。
高齢者はすでに別の疾患を抱えていることが多く、薬の飲み合わせが難しくなることもあります。
さらに糖尿病の薬は飲む時間や量が厳密に決められていることが多いため、日々の血糖値を安定させるため自身の症状をしっかりと見極める必要もあるため自己管理が大変なことも特徴の一つです。

 

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高齢者の糖尿病予防

糖尿病は一度かかると完治することが難しい病気とされています。
そのため、まずは糖尿病にならないように予防することが大切です。
糖尿病は生活習慣病でもあるため、普段の食事や運動の面で心がけていれば予防することが可能です。
食事の面では、血糖値が高くなりすぎないように食事の分量や塩分、カロリーを管理して適切な食事を心がけましょう。
また、糖を消費するための筋肉量の減少を防ぐために毎日継続的に無理のない範囲で運動することを心がけましょう。

仮に糖尿病になったとしても、早い段階で治療を開始すれば合併症を防ぐこともできます。
普段から定期的に健康診断を受けて血糖値を確認したり、自宅で体重や血圧を測ることを習慣にして、少しでも病状が早い段階で気づくことも大切です。

出典:厚生労働省 『令和元年「国民健康・栄養調査」の結果』(令和2年10月27日(火)に発表)

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