今が「旬」なたべものたち 《新玉ねぎ》

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スーパーに行くと寒い季節には置いていなかった野菜を見かけるようになりました。
どの野菜も通年を通して手に入ることが多いですが、ある特定の時期「旬」にならないと食べられなかったり、普段よりもおいしかったりしますよね。
昨今ではいつでも見かける分、どの野菜がいつ旬なのかをイメージするのは難しいかもしれません。
そこで、旬においしい野菜を少しでもみなさんにお伝えするためにご紹介しようと思います。
今回は春においしくなる「新玉ねぎ」をご紹介します。

 

玉ねぎのなかでもちょっとだけ特別な「新玉ねぎ」

色んな料理に使えて便利な野菜の「玉ねぎ」ですが、春の3月~5月ぐらいになるとそれとは別に『新玉ねぎ』が出回ってきます。
通常の玉ねぎとどう違うのでしょうか。

そもそも「新玉ねぎ」というのは特定の品種名を指したものではありません。
玉ねぎには「黄玉ねぎ」「赤玉ねぎ」「白玉ねぎ」などの種類があります。
私たちがよく目にする皮が茶色い玉ねぎは「黄玉ねぎ」になります。

通常の「玉ねぎ」は、収穫後に玉ねぎの表皮を約1か月乾燥させてから出荷されます。
こうすることで元々日持ちが良い玉ねぎを更に長期保存できるようにしています。

対して「新玉ねぎ」は「白玉ねぎ」や「黄玉ねぎ」を早取りし、表皮を乾燥させずにそのまま出荷されます。
そのため通常の玉ねぎに比べて表皮が薄く、水分が豊富な状態になります。
同じ品種なのに出荷方法によって差が出るという事です。

 

新玉ねぎの特徴

新玉ねぎを栄養の面で見ると玉ねぎと大きな違いはありません。
主な栄養素は「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ビタミンC」「カリウム」「カルシウム」、そして玉ねぎの辛みの元である「硫化アリル」が含まれています。

一番の大きな違いは玉ねぎ含まれる「水分量」にあります。
新玉ねぎにも独特の辛みがありますが、水分が多いため同じ玉ねぎと比べても辛みを感じにくく、甘みを感じることができます。

但し、その分傷みやすいため購入後2~3日以内など、なるべく早く食べるほうがよさそうです。
保存するときも通常の玉ねぎのように冷暗所ではなく、冷蔵庫で保存するほうが良いとされています。

 

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新玉ねぎを美味しく食べるには

新玉ねぎを食べる上で注目する栄養素は『ビタミンB1』『硫化アリル』です。
「ビタミンB1」疲労回復新陳代謝を上げる作用がありますが、単体では吸収されにくい栄養です。
「硫化アリル」はそんなビタミンB1と結びつき、吸収されやすくする効果があります。
また、消化液の分泌を助けて食欲を増進させたり、血液をサラサラにする働きがあるため、動脈硬化の予防が期待できます。

ところが、この2つの栄養素はどちらも「水溶性」で水に溶けやすく加熱にも弱い性質を持っています。
そのため効率良く摂取するには玉ねぎを水にさらさず生で食べるのが良いとされていますが、通常の玉ねぎだと辛みが強すぎますよね。
しかし新玉ねぎであれば辛みを感じにくいため、おいしく食べることができます。
薄く切ってスライスオニオンにしたり、細かく切って調味料と合わせてドレッシングを作るとよさそうです。
私はスライスしたのをかつおぶしとポン酢とマヨネーズをかけたのが結構好きです。

加熱して食べる場合は皮の柔らかさや水分を生かして、丸ごとスープに入れたりオーブンなどで加熱するのも良いですね。
硫化アリルは加熱すると甘み成分に代わるため、新玉ねぎの甘みを存分に堪能することができます。

 

取れたての新玉ねぎを味わえるのは、春のこの時期だけです。
普段の玉ねぎを生で食べた時と比べるとその甘さに驚くと思います。
みなさんもぜひ一度試してみてくださいね。

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