ピンとこない六曜(赤口)
カレンダーやスケジュール帳などを確認してみてください。
大安・仏滅…etcが記載されているものであれば、必ずこの赤口も載っていると思います。
読み方もいまいちピンとこないですし、意味を考えるにも使用されている漢字が「赤」と「口」なので難しいですね。
赤口の読み方は、ずばり【しゃっこう・しゃっく】です。
漢字自体はどちらも小学一年生で学習するものですが、読み方は少し難しいですね。
【あかくち・あかぐち・せきぐち】とは読まないので注意しましょう!
万事に凶とされ、新しく何かをはじめることには向いていない日とされています。
また赤口という言葉の由来は、陰陽道における赤口神(赤舌神とも呼ばれている)が支配することから来ています。
凶日のため、何をしてもうまく行かないと言われている赤口ですが、特に気を付けなければならない事が3つ有ります。
それは、『火』『刃物』『血』です。
『火』と『血』は赤色から連想されたもの、『刃物』は血から連想されたものと考えられています。
(何をしてもうまくいかないと考えられているのは、この3つが私たちの生活において頻繁に出てくるからなのでは?とブログを書いているうちに思い始めた筆者です。)
火は火事や火傷など、大きな被害を及ぼすため自分だけではなく周りにもトラブルの火種が飛ばないよう気を付けるべきですね。
また刃物も同様、扱いを間違えれば怪我をしてしまうため、カッターやハサミなどの使用を控えることです。料理には『刃物』と『火』、両方出てくることが多いので、赤口は自炊せずに「外食や出前の日」と決めてしまうのもなかなか楽しいのではないでしょうか。
血に関しては流血を伴う怪我はもちろんですが、頭に血が上る状況もさけるべきと考えられており、
お祭り、結婚前のあいさつ、ご両家顔合わせなど、人とあつまることで揉め事に発展してしまいそうな場所には行かない、参加しないことで厄を除けると言われています。
ただし、お葬式やお通夜などは問題なく行えるそうなので、日取りを決めるのは都合の良い時で大丈夫なようです。
ここまで、気を付けなければならない事項に関して幾つかお話しましたが、実は午前11時から午後1時までの2時間は吉と言われています。大事だけど、そこまで時間がかからない用事に関してはこの時間にすれば問題ないようです。
なかなか知ることが無かった赤口についてですが、皆さん如何でしょうか。
印象としては、気を付けなければならないことが具体的だなということでした。
日常生活で気にする必要はないと思いますが、大事なイベントの日取りを決める際、
相手がちゃんと縁起の良い日にしたいと考えるような方であれば、その意思を理解出来るように知識として頭に入れておきましょう。
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