美しいルンビニの花園、4/8は灌仏会(花まつり)

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春の行楽シーズンは桜が開花し始める頃から5月のGW明けまでとされていますが、春のお出かけと聞くと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。

多くの方はお花見!!と考えられるかもしれませんが、もちろん春のイベントはそれだけではありません。

今日は灌仏会(かんぶつえ)というイベントをご紹介したいと思います。

灌仏会(かんぶつえ)とは、お釈迦様の誕生をお祝いする仏教行事です。

キリスト教でイエス・キリストの誕生日や復活を祝って、クリスマスやイースターが行われているように仏教ではお釈迦様の生誕をお祝いします。

呼び名は灌仏会の他に、仏生会(ぶっしょうえ)、降誕会(ごうたんえ)等がありますが、一般的には『花まつり』と呼ばれています。

仏教徒であれば宗派は関係なく、更にはインドや中国、タイ等の仏教徒の人口が多い各国で

催されている行事です。

お釈迦様の誕生を祝す行事とありますが、生まれたのは遠く離れたネパールで紀元前のお話です。

日本では606年(飛鳥時代)推古天皇によって執り行われたのが初めての記録だと日本書紀に記されているようです。

ここまで時間が経ち、国境をも超えているなかで何故、長きにわたり祝っているのは1つの伝承が大きく影響していると考えられます。

それはお釈迦様が生まれた時、母親の脇から出てきた後すぐに立ち上がり

7歩進み、右手を上に左手を下にして天と地を指さし放った一言が『天上天下 唯我独尊』というものでした。

この物語はとても有名なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

この世に生を受けて数秒ばかりの赤子が初めて発する言葉とは思えないですが、これを聞いた人々が衝撃と感銘を受けたため、数千年の時が経った今でも記念するべき大切なことだと多くの人々に認知されています。

灌仏会は国内外問わず地域によって異なりますが、お釈迦様が生まれたのは、今から2500年前の4月8日と言われているため、その日を中心に執り行われています。

4月8日とされているのにも関わらず、地域による違いがある理由として

海外間であれば4月8日という日付を新暦で見るか旧暦で見るか、また日本国内であれば関東は4月8日で関西は月遅れの5月8日にする等があります。

灌仏会に行きたい方はお近くの寺院に問い合わせてみてください。

 

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この日は『花御堂』と呼ばれるたくさんのお花で飾られた特別な御堂に入ったお釈迦様の彫像が見られます。彫像は、少し前に話した『天上天下 唯我独尊』と右手を上に左手を下にして天と地を指さしつぶやいた場面を再現しています。

灌仏会で参拝する際は、この彫像に甘茶をかけます。

甘茶(あまちゃ)とはアジサイの一種でアマチャと呼ばれている植物を煎じてお茶にしたもので、古くから親しまれています。

砂糖が大変貴重だった時代、乾燥させると甘みが増すため、甘味料として重宝していました。また、抗酸化・抗菌などの作用がある生薬としても利用されていました。

甘茶を注ぐ理由はお釈迦様が誕生した時に天から竜が甘露を吐いて産湯を満たし祝福したことが由来となっています。

寺院によっては参拝客に甘茶をふるまうところがあるようです。

味はストレートティーに砂糖を加えたような味と評価している人々が多いようで、機会があれば是非飲んでみてください。

※ただし、濃く作ってしまうと嘔吐、悪心などの中毒症状を引き起こす危険性もあるため、

2~3gを1Lの水で煮出す必要があるので充分にご注意ください!

自然毒のリスクプロファイル:高等植物:アマチャhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082119.html

今回は灌仏会を紹介しましたが、如何でしょうか。なかなか興味深く、歴史を感じるイベントではないでしょうか。

今年は例年と異なることも多いため、参拝時間は各寺院にしっかり確認を取るように気を付けてください。

また、行かれる際にはコロナ対策をしっかりして下さい。

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