| ① |  |
| 1.互 2.護 3.期 4.語 |
意味は『一生涯にただ一度会うかどうかわからぬほどの縁。その出会いを大切にすることのたとえ』です。
元々は茶道における言葉で、千利休の言葉とされています。
「一期」とは「生まれてから死ぬまでの一生のこと」、「一会」は「一つの集まり(主に茶会)」を指します。
| ② |  |
| 1.才 2.在 3.斉 4.載 |
意味は『滅多に訪れそうもない良い機会。二度と来ないかもしれないほど恵まれた状態であること』です。
「載」は「年」と同じ意味で、「一遇」は「一度思いがけずに出くわす」こと。
千年間の長い間で、たった一回会えるような好機のことです。
| ③ |  |
| 1.息 2.足 3.石 4.速 |
意味は『寂しい所へ人の来訪を受ける、予期しない喜び。また頼り甲斐のあるたとえ』です。
「空谷」とは「ひとけのない谷」のこと。
寂しい谷に響く足音が転じて、1人ぼっちでいるところに思わぬ来訪者が来たときの喜びを例えたものです。
| ④ |  |
| 1.毛 2.妄 3.望 4.盲 |
意味は『出会うことが非常に難しいこと、滅多にないことのたとえ』です。
仏教の説話からきた言葉で「大海中に棲んでいる、百年に一度だけ水面に浮かび上がる目の見えない亀が、漂っている浮木のたった一つの穴に入ろうとするが、容易に入ることができない」という「盲亀浮木に値う」という寓話の略語です。
| ⑤ |  |
| 1.訪 2.逢 3.房 4.包 |
意味は『浮き草と水とが出会うように、縁もゆかりもない人と人とが偶然知り合いになること』です。
「萍水相逢う」とも言います。
「萍」は水草のことで「根のない浮き草と流れつづける水とが出会う」こと、主に旅に出ている者どうしが偶然知り合いになることの例えです。
| ⑥ |  |
| 1.開 2.廻 3.会 4.邂 |
意味は『偶然の出会い、思いがけずひょっこりと巡り合うことのたとえ』です。
「邂逅」は「思いがけなく出会うこと」、「相遇」は「ぱったり出会うこと」。
どちらも偶然出会う言葉を指します。
| ⑦ |  |
| 1.定 2.常 3.成 4.丈 |
意味は『この世で出会った者には、必ず別れる時がくる運命にあること』です。
日本の仏教の経典「遺教経(ゆいきょうぎょう)」が由来となっており、人生の無常を説いた言葉です。
| ⑧ |  |
| 1.鳶 2.縁 3.燕 4.猿 |
意味は『出会ったばかりですぐに別れてしまうこと。ほんの一瞬出会うこと』です。
「社燕」は「春の社日(立春から五番目の戊の日)頃に来て、秋の社日(立秋から五番目の戊の日)に去る燕(つばめ)」のこと、「秋鴻」は「秋に来て、春に去る雁(がん)」のこと。
お互いにすれ違って飛来するため、とても短い出会いを表しています。
| ⑨ |  |
| 1.愛 2.合 3.哀 4.相 |
意味は『愛する者との別離の辛さ。愛する人と生き別れたり、死に別れたりする苦痛や悲しみのこと』です。
仏教の教えである「八苦」の一つ。
誰もが人生の中で経験する苦しみのことで、愛する者とは必ず別れる日がくることを表しています。
| ⑩ |  |
| 1.居 2.意 3.衣 4.移 |
意味は『旅立つ者の非常につらい別れを惜しむ様』です。
「牽衣」は「衣に縋って引っ張ること」、「頓足」は「足をばたつかせる様」。
出征する兵士を見送る家族が兵士の服に縋りつき、足踏みをして行かせないように別れを悲しむ様からきた言葉です。
| ⑪ |  |
| 1.河 2.華 3.渦 4.架 |
意味は『親しい人を送るときの別れがたい気持ちのこと』です。
古来中国の漢の「李陵(りりょう)」という人が、匈奴(きょうど)が支配する地方で親友の蘇武(そぶ)と別れるときに詠った詩からできた言葉です。
「河梁」とは「川を渡るための橋」ことを指します。
| ⑫ |  |
| 1.静 2.常 3.情 4.畳 |
意味は『歌を繰り返すほどの別れを惜しむこと』です。
「陽関」とは「陽関曲」という別れの歌のことを指します。
「畳」は「繰り返すこと」を指すので、その曲を三度繰り返して歌うことを表しています。
| ⑬ |  |
| 1.否 2.飛 3.比 4.非 |
意味は『天の果てほど遠方にいても、すぐ隣にいる気がするほど親しい間柄』です。
「天涯」は「非常に遠い所」、「比隣」は「隣近所」のことです。
中国の詩人の「王勃(おうぼつ)」の詩「杜少府之任蜀州(としょうふにんにしょくしゅうにゆく)」からの言葉です。
| ⑭ |  |
| 1.継 2.傾 3.啓 4.恵 |
意味は『初めて出会っただけで、昔からの友人のように親しくなることのたとえ』です。
「傾蓋」は「車に付けられている日よけを少し傾けて開けること」で、車を停めることを指します。
「知己」は「自分のことをよく知る友人」のことを指します。
道すがら車を少し止めて話し合っただけで気持ちが通じ合うことを表します。
| ⑮ |  |
| 1.数 2.樹 3.珠 4.寿 |
意味は『この世の人と人との出会いは、みな前世からの因縁であるということ』です。
一本の同じ樹の木陰に偶然雨宿りをするのも、偶然ではなく前世からの縁の繋がりによるものを表した言葉です。
平家物語でよく使われていますが、夏目漱石の「吾輩は猫である」でも使われています。
| ⑯ |  |
| 1.奇 2.喜 3.希 4.帰 |
意味は『人と人との気心が合うも合わないも、不思議な因縁によるということ』です。
主に男女の間柄の縁を指すときに使われます。
「合縁」は仏教語で「恩愛から起こる人と人の結びつき」の意味で、「奇縁」は「不思議なめぐり合わせの縁」のことです。
今回も楽しんでいただけたでしょうか。
出会いがあれば、いつか別れがあるのが必然のこと。
自身が生まれる前からの縁なのか、はたまた本当にただの偶然なのかは神のみぞ知る。
分からないからこそ、出会いと別れは無下にせずに大切にしていきたいですね。