1(い)1(い)1(い)5(ごん)11月15日は「いい遺言の日」

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11月15日は皆さん何の日かご存知でしょうか。

この日は、い(1)い(1)い(1)ごん(5)、いい遺言ということで
「いい遺言の日」と制定されています。
りそなグループのりそな銀行が、家族・親戚と顔を合わせる機会が多い年末年始を前に、
相続や遺言について考える機会を皆さんに持ってもらうために2006年11月に制定された日です。
また、同日の11月15日から一週間後の11月22日(いい夫婦の日)を「夫婦の遺言週間」を定めました。

https://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/newsrelease/pdf/181114_3a.pdf

遺言は人が亡くなる前に家族や知人に宛てる最期の手紙のようで
考えると後ろ向きな気持ちになってしまいますね。
自分の最期を意識しながら書く、それが遺言。
どうしてもしんみりとしたものになってしまいそうですが、

せっかくの「いい遺言の日」です。
ご家族と話し合いの場を設けてみては如何でしょうか。

そして一旦、この機会に私の遺言エピソードを聞いて欲しいです。

小学生くらいのことです。
インフルエンザにかかり、身体はぐったり、凄く辛かった夜がありました。
両親も私を心配していたことを今でも何となく覚えています。
それより以前にも風邪をひいて寝込んだことがあったので
何も、人生初めての風邪という訳では無かったのですが、
子供の私にインフルエンザの脅威は相当なものでした。
なので「私、死ぬかもしれない。」と本気で考えました。
今思うと、熱でかなりキテいたようです。私は、重たい身体を一生懸命持ち上げて
おもちゃ箱に向かいました。そこから色鉛筆とメモ帳を出して、
書いたのは「おとうさん、おかあさんありがとう。」でした。
そして、急いで周りに散らかっていたおもちゃを片づけました。身辺整理です。
小学生ながらに考えた両親への最期の気遣いを終わらせ、私は床に就きました。

翌日、生きていました。

しかも眠気眼で測られた体温は34度まで落ちたという。
「○○先生(当時かかっていたお医者さん)ところの薬と相性良いんやね~」
という母の一言で完全に目が覚めた私。
勢いよく布団を抜け出し向かう先はそう、昨日のおもちゃ箱。
感情が高ぶって書いてしまった照れくさすぎる
「おとうさん、おかあさんありがとう。」のメッセージを書いたメモをどうにかするために。
昨日勢いでおもちゃ箱に入れた気がする。大丈夫、100パーセント見られていない。
見られるはずがない、だけど急がずにはいられない。
様々な感情が渦巻く中、辿り着いたおもちゃ箱を見ると
まだ誰にも触られていないであろう状態のメモ用紙を発見、直ちに破り捨てる。
何とか事なきを得た訳です。

 

マンハッタナーズ可動式

 

私の話は以上です。
始めて死を意識し、言葉を家族に遺そうとした…と言わせてください。

今回のことで遺言について色々調べたところ、
遺言を書く上での条件の1つとして満15歳以上と民法で決まっているようなので、15歳になっていなかったこと、
財産の相続に関する事項が書かれていなかったこと等から遺言としての効力は皆無でしたが
書く側の意識としては、ああいう感じなのかなと今でも思います。

少し恥ずかしい思い出話をしてしまった訳ですが、私のように土壇場で書くのは良くないです。
後から破り捨てたくなるような遺言ではなく、時間をかけて後悔の無い遺言を作って下さい。
自身の死後、家族・友人に言っておきたいこと、頼みたいこと、継いで欲しいこと沢山あると思います。
そんな、考える時間を作るきっかけに今日の記事がなったらいいなと思います。

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