見上げた十二星座にまつわる物語~魚座~

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マンハッタナーズステッキ折り畳み フェデリコの記憶

陽が落ちるのはゆっくりになってきましたが、朝晩の冷え込みが強くなってきましたね。
まだまだ春が来るのは先のことで、空を見上げれば冬の星座を見ることができます。
十二星座を紹介するこのトピックの今回ご紹介するのは「魚座」。
一体どのような星座なのでしょうか。

黄道十二星座についてのブログはコチラ

 

うお座/魚座/Pisces/ピスケス(パイシーズ)
基準誕生日期間:2/19~3/20

うお座は『尾がリボンで繋がれた二匹の魚』をモチーフにした星座。
有名な星座でありながらも、一番明るい星が4等星のため、見つけることが難しい星座です。
春が近い時期の誕生星座ですが、9月の下旬頃から少しずつ見え始め、11月に見ごろを迎えます。

 

うお座の星図

うお座自体には大きな目印は無いため、なかなか見つけるのが難しいといわれています。
観測するのであれば、同じく南の空高くに見ることができる『秋の大四辺形』を探すと良いでしょう。
『ペガスス座』のα・β・γとかつてペガスス座の恒星だった『アンドロメダ座』のαを繋いで出来る四辺形。
その四辺形を東と南から2匹の魚が挟むように位置しています。
また、南の空で観測した際に北側にある方が『北の魚(きたのうお)』、西側にあるのが『西の魚(にしのうお)』といいます。

うお座には9個の恒星に固有名詞が付けられています。

恒星名固有名意味・由来
αアルレシャ(Alrescha)ひも
βフムアルサマカ(Fumalsamakah)魚の口
ζレーヴァティ(Revati)ナクシャトラの第26宿
ηアルフェルグ(Alpherg)テューポーンの頭
οトルクラル(Torcular)リネン
HD 1502シタデル(Citadelle)シタデル・ラフェリエール
HD 8574ベレノス(Bélénos)太陽と光と健康の神
HD 218566エブラ(Ebla)シリア最古の王国の一つ
WASP-32パルムレオ(Parumleo)小獅子

 

マンハッタナーズ可動式

 

うお座にまつわる神話

うお座の星座線は『リボンで結ばれた二匹の魚』を象っています。
数ある諸説の中で有名なのは、ギリシャ神話の愛の女神『アプロディーテー』とその子供『エロース』の物語です。
ある日、ユーフラテス川の畔ではオリュンポスに住む神々の宴会が開催されていました。
美味い酒と音楽と踊り、まさに宴もたけなわとなったその時です。
突然怪物の『テューポーン』が現れて襲い掛かってきました。

テューポーンはギリシャ神話における最大最強の怪物、そんな怪物が現れたことでオリュンポスの神々は酷く驚き、混乱して逃げ出していきます。
彼らは少しでも早く逃げるために次々と動物の姿に変身していきます。
アプロディーテーとエロースも一刻も早く逃げるために、ユーフラテス川に飛びこんで魚の姿へと変身しました。

しかし、アプロディーテーは混乱の最中、息子のエロースとはぐれることを危惧します。
そこで離ればなれになってしまわないように、お互いの尾をリボンで結んだのです。
このおかげで、二人は離れることなく、無事逃げることに成功するのでした。

この親子の姿を模したものがうお座です。
北の魚と西の魚が繋がれたリボンは、直線ではなくくの字を描いています。
二人で同じ方向に逃げようとしている表れなのかもしれませんね。

 

なんとも親から子への愛情深さを感じる神話です。
今回登場する怪物テューポーンは、他の星座にも関わってきますが、それはまた別のお話。
来月の星座はおひつじ座をご紹介します。

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