自宅でできる行動目標。毎日続ける『本日の8ミッション』で自粛中も健康的な生活。

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新型コロナウイルス感染症により、まだまだ自粛が求められる今日。
その不安から現在も外出が極端に減ったままの方も多いのではないでしょうか。
感染症拡大の対策として、外出自粛は大いに効果がありますが、高齢者においての長期的な行動の制限はフレイル(心身機能の低下による要介護の危険性が高い状態)や認知症の進行などが懸念されます。
フレイルや認知症予防の対策は、これまでは外出や対面下で行われてきましたが、今後は「非対面下・在宅」で行える対策も必要になってきています。
今回は、そんな新しい生活様式に合わせた対策として考案された『本日の8ミッション』についてご紹介します。

感染症対策期間中の生活習慣の提案

東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム(ヘルシーエイジングと地域保健研究:テーマリーダー 北村 明彦)は、在宅での高齢者の健康づくりを応援する生活習慣チェック表として「本日の8ミッション」を公開しました。
「本日の8ミッション」は、フレイルや認知症予防に関する長年の研究の成果と経験則をもとに作成されており、より具体的に「①運動」「②栄養・口腔」「③社会・心理」「④セルフケア」の4つの観点から、高齢者が自宅で実践できる1日の行動目標を「8つのミッション」として設定したものです。
8つのミッションを7日間実践することを1つのパターンとし、全部で4パターンを1か月実践することにより、健康的な生活習慣を維持することを目標としています。


本日の8ミッション_その1


本日の8ミッション_その2


本日の8ミッション_その3


本日の8ミッション_その4
 

マンハッタナーズ可動式

 

「本日の8ミッション」で実践する行動目標のご紹介

実際にどんな行動目標があるのかを一部だけご紹介します。

1.しっかり水分補給をする
高齢者は体内に水分を留める機能が低下しているため、脱水症状を引き起こしやすく脳梗塞や心筋梗塞の発症につながります。
そのため、普段からこまめに水分をとることが大切です。
目標では「1日あたりコップ8~10杯分の水分」が設定されています。
1回に飲む量がそこまで多くないため、実践しやすい目標です。

2.ももあげ運動をする
適度な運動は介護予防に効果がありますが、自宅で行う運動となるとなかなか思いつかない方も多いのではないでしょうか。
運動といっても大それたことを行う必要はなく、毎日続けることが大切です。
例えば、椅子に座った状態で太ももを上げ下げする「ももあげ運動」が紹介されています。
毎日「左右10回~20回」ずつで良いため、気軽に取り組みやすい運動です。

3.趣味を楽しむ
体の健康を保つことは大切ですが、自分の好きなことを楽しんで心のケアすることも健康づくりには欠かせません。
自粛中だからだと我慢せずに、できる範囲で「自分の趣味」を楽しみませんか。
例えば好きな歌を聴いてみたり、歌ってみたり、楽器を演奏するなどして心を豊かにしましょう。

4.7種類以上の食品を食べる
体の機能を維持するには、様々な栄養を取り入れることが大切です。
毎日摂りたい食べ物を10 種類(肉・魚・卵・大豆製品・牛乳/乳製品・野菜・海藻・いも類・果物・油脂類)に分類し、「1日に7種類以上の食品を食べること」を目標に設定されています。

いずれも毎日の生活の中で取り入れやすく、実践しやすいものばかりです。
そのほかにも様々な行動目標が設定されているため、みなさんもぜひ毎日実践してみてください。

出典:東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム
   ヘルシーエイジングと地域保健研究「フレイル予防応援コンテンツ」
   本日の8ミッション〜在宅時の健康生活応援チェック表〜

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