ちょこっと脳トレ【読むのが少し難しい伝統色の名前クイズ】
普段あまり意識することはないですが、漢字の読み方はとても複雑です。
音読み・訓読みだけでなく、熟字訓や当て字などもあり、日本人であっても読めないこともしばしば…
しかしその反面、なんだか読み方に風情を感じられるような気もします。
以前日本の伝統色で「動物の名前」が含まれている色をご紹介しました。
今回は少し読むのが難しいかな?と感じる色を集めました。
それぞれの色は何と読むのか考えてみてください。
解答はブログ記事の下部の「解答編を開く」でご紹介します。
※各色のカラーコードや名前は、おおよそのものになります。
文献や書籍により解釈が異なる場合があります。
漢字は知ってる、けど読み方は難しい。そんな色たち。
RGBカラー:185 , 64 , 71
webカラー:#b94047
中国のベニバナ産地の山の名前から名づけられました。よく学生服のジャージの色に使われているイメージですね
RGBカラー:110 , 121 , 85
webカラー:#6e7955
麹黴(こうじかび)のようなくすんだ緑色のことを指します
RGBカラー:251 , 250 , 245
webカラー:#fbfaf5
伝統色のなかでは新しい昭和時代に名づけられた色。無染色無漂白の布地の色のことを指します
RGBカラー:40 , 163 , 175
webカラー:#28a3af
現在の銀座における新橋の芸者が好んで使っていた色で、花街通りの名前から由来しています
RGBカラー:241 , 144 , 114
webカラー:#f19072
夜明けに東の空が薄いピンク色に染まっていくとき、篠笹(しのざさ)で作った網戸のようなものの隙間から見えていた色として名づけられました
RGBカラー:255 , 217 , 0
webカラー:#ffd900
名前のとおり花の色から。英語で「ダンデライオン」といいますね
RGBカラー:178 , 140 , 110
webカラー:#b28c6e
山に生えている雑木の色のことを指します。現在は「しば」と読みますが、古代読みは呼び方が違っていました
RGBカラー:247 , 193 , 20
webカラー:#f7c114
顔料に使われる草雌黄(くさしおう) という植物の色から由来しています。日本画にもよく使われている色だそうです
RGBカラー:89 , 84 , 85
webカラー:#595455
毛色に似た色から命名。本来は「溝鼠」ですが、美しい印象ではないので「丼」の字があてられています
RGBカラー:225 , 169 , 171
webカラー:#e1a9ab
当時は高価なベニバナで染められており「身分が低い人でも着ることができる色」として名づけられました
RGBカラー:144 , 121 , 173
webカラー:#9079ad
同じ名前の花の色から由来。花の名前は根が生薬として使われていますが「味が竜の胆のように苦い」ことから名づけられたそうです
読み方以前に見かけたことない漢字なんですけど・・・と言いたくなる色たち。
RGBカラー:197 , 228 , 237
webカラー:#c5e4ed
藍染液の入った土器に少し浸しただけの色、または土器の水面に映った空の色を表したとして名づけられています
RGBカラー:85 , 71 , 56
webカラー:#554738
「涅」は水底の黒い土のことを表しています。「くろつち」ではありません
RGBカラー:214 , 106 , 53
webカラー:#d66a35
天皇しか着ることができない「絶対禁色(ぜったいきんじき)」です。染めるのに黄櫨(はぜ)と呼ばれる木を使っており、読み方はその木の別称です
RGBカラー:116 , 10 , 0
webカラー:#740a00
時間が経って黒ずんだ血のような色です。通常、殷は「いん」と読みますが「赤黒色」を指す漢音は別の読み方をします
RGBカラー:67 , 61 , 60
webカラー:#433d3c
檳榔という植物の種子を使って染めた色。植物は噛みタバコのように使われることもあるそうです
RGBカラー:137 , 195 , 235
webカラー:#89c3eb
こちらも同じ色の植物の名前から由来しています。植物名はドイツの伝説に由来した「forget me not」の和訳です
問題は以上になります。
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