あけましておめでとうございます。
2021年が始まりましたね。
今年のお正月は、みなさんはどのように過ごされましたか。
2021年初めのブログは、今年1年が良い年になるように縁起の良いことわざを穴埋めパズルにしました。
それぞれの☐には漢字が当てはまります。
みなさんもぜひ挑戦してみてください。
解答はブログ記事の下部の「解答編を開く」でご紹介します。
1.☐☐は寝て待て
運というものは人の力ではどうにもできないものだから、あせらずに時機を待つのが良いということ。
2.棚から☐☐☐
思いがけない幸運が舞い込むことのたとえ。
3.一富士二鷹三☐☐
夢に見るもの、特に初夢に見ると縁起が良いとされるものを、めでたい順に並べた句。
4.笑う☐には福来たる
いつもにこやかに笑っている人の家には、自然に幸福がやって来るということ。
5.鶴は☐年 亀は☐年
長寿や縁起を祝うときのことば。
6.朝☐ 朝☐☐
朝のお客様によってその日は繁盛するという縁起を担いだ言葉。
7.早起きは☐☐の徳
朝早く起きると良いことがあるということ。
8.☐を転じて福と為す
自分の身にふりかかった災難や失敗を上手く利用して、逆に自分の有利になるよう工夫すること。
問題は以上です。
皆さんは、何問分かりましたか?
解答編を開く
1.果報は寝て待て
「果報」とは、仏教において「前世での行いの結果として現世で受ける報いのこと」を指し、そこから転じて、運に恵まれて幸福なことをいいます。
どんな結果も人事を尽くした後は気長に良い知らせを待つしかないため、「やることをやってしまったら無駄なことはしない」ということを指します。
2.棚から牡丹餅
棚から落ちた牡丹餅が棚の下で眠っている人の開いていた口の中に入る様子が元となっており、昔は高価だった砂糖などの甘いものが何も構えていない状態で手に入ることの幸運な出来事を指した言葉です。
3.一富士二鷹三茄子
由来は諸説ありますが、将軍徳川家康に縁の深い駿河の国の名物を価値が高い順に、日本最高峰の富士山、富士に棲む名鳥の鷹、初物の初茄子と並べたとされる説があります。
また、「富士」は「不死」にかけられ長寿を、鷹は「高い」にかけられ商売繁盛を表し、茄子は実がよくなるので子孫繁栄を表しているともいわれています。
4.笑う門には福来たる
目隠しをして顔を作る「福笑い」というお正月の遊びがありますが、その際出来上がった顔が滑稽で家族みんなで大笑いできることから「家族が笑っている温かい雰囲気」から生まれたことわざです。
5.鶴は千年 亀は万年
古い中国の言い伝えで仙人のしもべとして鶴と亀が記されており、不老不死という神のような存在に近しいことから同様に寿命が長い生き物として考えられていたことから転じて、縁起物として考えられるようになったそうです。
6.朝女 朝坊主
仏教におけることわざで、商家の縁起担ぎの言葉。朝の買い物客が女性やお坊さんだとその1日は客足が多く、縁起が良いとされていました。
7.早起きは三文の徳
朝早く起きれば健康にも良く、それだけ仕事や勉強が捗るため得をするということから。
「三文」とは、一文銭三枚のことで「ごくわずかな」という意味ですが、わずかでも良いことがあるという事を指した言葉です。
8.禍を転じて福と為す
古来中国で成立した『戦国策(せんごくさく)』には「聖人の事を制するや、禍を転じて福と為し、敗に因りて功を為す」とあり、『史記(しき)』には「臣聞く、古の善く事を制する者は、禍を転じて福と為し、敗に因りて功を為す」という文が記載されています。
両文に共通する言葉から由来しています。
楽しんでいただけたでしょうか。
今年も皆さんが読んで時に楽しく、時にためになるような記事を執筆していけたらと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。